近江牛取材日記
こんにちは!
アグリパーク竜王の生中継、いかがでしたでしょうか
今回は、
近江牛を特集しました。
生中継にもご登場頂いた、
岡喜牧場の
岡山健喜さんにお話しを伺いました。
近江牛、名前はとても有名ですが、実際どの様に飼育されているのか、興味津々で竜王にある牧場へ
こちらが岡喜牧場の牛舎です。
岡喜牧場では約500頭の和牛が飼育されている大きな牧場です。
子牛(約300㎏)を仕入れて、生まれてから30ヶ月程で出荷できる大きさ(700~800㎏)まで成長するそうです。
牧場ではわらや牧草、麦やとうもろこしなどの餌の配合に気を使って肥育されています。
point1品質の高い近江牛のヒミツ
竜王町のある東南部エリアは鈴鹿山系があり琵琶湖に向かって流れる
愛知川・野洲川・日野川があり、餌となる飼料の育成が良いので
昔からこの地域での飼育が適していたのです。
また岡喜牧場では鈴鹿山系から地下に流れる伏流水を汲み上げ、牛がいつでも飲めるように設備が整っていました。
またこの地域では、役肉(えきにく)といって農耕機械が登場する以前は田を耕すために農耕用に牛を飼い、役目が終わると食肉として出荷していたそうです。こうした経緯もあって竜王では昔から盛んに牛の育成がされてきたようです。
岡喜牧場では牛の耳には耳標と呼ばれる札を付けています。札に印字された
10桁の個体識別番号が印字されており、この識別番号で雄・雌、出生地や育った牧場の都道府県名、母牛の個体識別番号、と畜場の名称及びその所在地など全11項目が、記録として消費者が検索できるトレーサビリティでしっかり管理されていました。
point2良い近江牛はどれ?一般的にはメスが柔らかく好まれています。オスは子牛で仕入れてくる段階で、去勢されています。牛にストレスを与えない様に牛舎は快適な環境を維持する為、扇風機で換気し、牛一頭あたりの飼育スペースを広く確保し大切に育てられていました。
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