メキャベツ畑

BBCチームおいしがうれしが

2011年03月24日 18:25

暖かくなってきましたね~天野です。




今回放送したメキャベツは、「道の駅草津 グリーンプラザからすま」で販売されています。


正直、今回初めてメキャベツを知りました。
取材前にはメキャベツは普通のキャベツが成長する前に、早く摘んだモノと思っていたんです



畑に行く前に、「メキャベツは軸の部分に、ポコポコといっぱいなるんです」と教えていただいたのですがポコポコって?キャベツですよね?とあまり理解しないまま畑へ。





確かにポコポコや~



メキャベツを生産されている寺田孝さんは手際良く、収穫されていました。


メキャベツはキャベツとは違い、葉っぱが生えてくる所にある側芽が丸まって球(結球)になるそうです。
キャベツは当たり前ですが、てっぺんにある頂芽が成長するので別物だったのです




メキャベツは18世紀~19世紀にベルギー周辺で流通していました。ベルギーの首都ブリュッセルにちなみ、別名「ブリュッセルスプラウト」とも呼ばれています。


側面から生える葉を放っておくと葉に養分が行ってしまうので、葉はこまめに切り落とすのが重要のようです。

茎の成長は最大で高さ60㎝程になり、茎に結球が成長し出すと、後は順調に収穫できるそうです。一度収穫した部分は生えてこないので、茎の成長を待ちつつ収穫といった流れになります。

生で食べられるのか?と気になり聞いてみると、堅いから生食向きではないとのこと。
確かに、結球はピンポン球位の大きさで、しっかりと葉が詰まっている為、かなり堅いです。収穫する時も堅くなってから収穫する事もポイントのようです




収穫は毎日朝7時から11時までの間で収穫後、袋詰めしてグリーンプラザからすまへ出荷されいます。(ちなみに寺田さんのメキャベツは、1日に10~15袋を「グリーンプラザからすま」のみに出荷されています。)
一袋の量が多くて安いので、すぐに売り切れになってしまうそうです。


これで天野は、もし「メキャベツって何?」と聞かれたら
「メキャベツは、ポコポコといっぱいなるんだよ」と知った顔で言えるようになりました


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